takuyamakitaの日記

牧田拓也のメディア的な徒然草

大学生というモラトリアムをいかに過ごすか

大学生という時期は、良くも悪くも自由だ。

これは、世間一般的にもそうだし、僕自身もまさにそうだと思っています。

つい昨日(3/27)、『孤独の愉しみ方』という書籍を読みました。 ポエム集となっているため、大変読みやすいですし、 精神的に豊かになれること間違いなしだと思います。 たくさん心に響いたフレーズはあったのですが、 その中で特にみなさんにお伝えしたいものはこちらです。

「純粋さは努力から生まれる。肉体的欲望は怠惰から生まれる。」

努力からは知恵と純真が、怠惰からは無知と色欲が生まれる。 そして、その後こんなフレーズが出てきます。

「自由をもっと求めよ。本物の知識は自由になるためにある。」

あくまで僕の解釈ではありますが、怠惰=自由ではないということ。

最近まで僕も勘違いを起こしていました。自由であるがゆえに怠惰になっている、と。

本質的にはそうではなく、自由を得るために知識を蓄える。

知識を蓄え続ける努力をした先に、社会に対しての純粋さを得られる。 そうなって初めて真の自由というものが見えてくる。 まあ簡単に言えば、 本当の自由を得たいなら、努力を怠らず、常に勉強あるのみだ。 ということですね。 休学をしている僕は、同期がバンバン卒業していく中、もう1年学生生活を送ります。 この、残りの1年どう過ごすか。 そんなことを深く考えさせられる1日でした。

よくモラトリアムと聞くと、ネガティブな印象を抱きます。

ですがむしろ僕はそうではなく、過ごし方次第でどうとでもなる、そう思っています。

何かイベントに参加する時もそう。

「自分はそこで何がしたいの?」、「何のためにそれに参加するの?」

常に目的意識を持って物事に取り組むクセをつける。 もちろん自戒も込めていますが、同じく大学生、特にこれから大学生になる新入生に、この意識を持ってもらいたいものです。 きっと予想以上に有意義な学生生活になるのではないでしょうか。