takuyamakitaの日記

牧田拓也のメディア的な徒然草

中世の町並みが残るかわいい街・ローテンブルク

9/20 ☁

昨日宣言した通り、5時間かけて本物のRothenburgへ行ってきます(笑)
朝8時にホステルを出発。3回くらいかな?乗り継ぎをしてRothenburgに到着しました。
ちなみに列車で行かれる方は必ずSTEINACHっていう駅で最終的には乗り継ぎをするはずです。
もしピンポイントでRothenburgに行きたい方はこの周辺でホテルなどをお取りになるといいでしょう。
おそらくRothenburgは観光地で高いです
 
さて、本題のRothenburg観光。
今回は往復時間の方が長いというだけあり、移動が目的化してしまっている部分も否めませんが、
限られた時間で精一杯楽しんできます。
プラットフォームに降りて早速入り口までのマップを発見。
なんと!日本語です!

確かRothenburgはドイツの中でも日本人観光客にかなりの人気らしい。それが理由か!
ちなみにこの後手にする市内マップも日本語版がありました。
英語が苦手な方もローテンブルグは、その点でもおすすめかもしれませんね。
 
さて、こちらが入り口。レーダー門14世紀末に建てられた税関らしい。

いきなりかわいい家が並んでいます。
ワクワクが止まりません。

最初に見えたこれはレーダーアーチ1200年ごろに建てられたらしい。
最も美しい門のモチーフの一つとのこと。

中世にタイムスリップしたみたい。
見渡す限りかわいい建物がずらり。

市庁舎に向かう途中、耳を疑うものを聞く。
それはいらっしゃい!という日本語だ。
僕の頭が?になり、一瞬静止こそしましたが、思わず振り向いてしまった。
日本人ですか?と続く。はいそうですが。
新宿のキャッチに捕まった気分だ。この気分はかなり久しぶりすぎて、逆に新鮮だった笑
驚いているうちにワイン試飲ができるのでぜひ!と中に連れ込まれていた。
 
4種類ほどのワインを試飲させてもらった。(こっちが注文したわけではないのだが笑)
どれも美味しかった。(ごめんなさいワイン全然分からないので適当でした)
美味しいというのはウソではありませんよ。特に、確か日本人がドイツで作ったとかいうやつが。
しかもその品、ドイツ人を中心に西欧人にも認められたものだそう。すごい!
きっとどれかを買って欲しかったに違いない。でも、ごめんなさい。
僕は貧乏学生バックパッカーです。ワインなんか高級すぎて買えませんでした。
その代わりといってはなんですが、ハンドクリームを母親へのお土産として購入。
試飲の後、ハンドクリームも薦めてもらって実際に試したんですが、じゃがいもの皮のオーガニックでできているものらしく、しみやらそばかすやらを除去できるらしいのです。
若干のべとつき感はあるものの、手を洗った後でももつそうで、なんて便利な代物だ!と思い、買いました。
実際に買ったのはこれです。
 
ワインも撮りたかったのですが、様々な事情でNGだそう。
残念!女性店長曰く、ここでしか仕入れていないワインや他よりも安く売れるものがあるそう。
これからRothenburg行かれる方でワインに興味のある方はぜひこちらに行ってみてください。
 
さて、その女性店長にツーリストインフォメーションの場所を教えてもらい、再度市庁舎へと向かいます。 
市庁舎近くにあった家。赤の模様がキレイ。

 
左手に見える白いのが現在のツーリストインフォメーション。
昔は市参事会員専用の酒場だったそうです。
 

ここにこの日本語版のマップも置いてあります。もちろん無料。
 
左手に見えているのが市庁舎
この建物、ゴシックとルネッサンス様式の両方の手法で作られているそうです

 
続いて向かったのはクリンゲン門
やはりその道中でもかわいらしい家がたくさんありました。

歩いていて思ったのが目を張るような看板がたくさん見られたこと。看板も拘ってるのかな?

 
クリンゲン門までの道中にあったのが白い塔
12世紀にユダヤ人社会の中心地とされていたようです。
 

そしてこちらもユダヤ人のセメタリー
マップにはトイレの場所として置かれていました笑。中にはトイレがありました確かにw
 

セメタリーのすぐ目の前に見えました。クリンゲン門

 
これは城壁の一部らしく、羊飼いの教会がある方まで上を歩いてみました。
上から撮った風景。上から見ても中世っぽい。

 
これが羊飼いの教会。横長なのが特徴的。

 
クリンゲン門は当時貯水塔として機能していたそうで、このように確かに貯水をされていた跡が見えます。

 次はヤコブ教会へ。
 

聖血祭壇というフランケン地方有数の見どころがあるところだそう。中はお金を払わないと入れなかったため外観だけですが、確かにそれらしき像も並んでいました。
 

続いて向かったのは城塞門とその公園
その道中、ラ・フランスらしきものを見つけたのでパシャり。
 

これ何だと思います?ホテルだそうです。
こんなところで泊まってみたいですね☆

 
この塔が建っている下が門。

 
中はこんな感じ。

 
そして門をくぐったらびっくり。お面みたいなのに睨まれたからです笑。

 
当時この穴から外部の敵に攻撃をしていたそう。
外観はこうなってました。

 
そしてこれが公園。

 
ここから眺める景色最高でした。
旧市街を一望できます。

 
僕の前でおじいちゃんおばあちゃんカップルが手を繋いで仲良く歩いてる姿を見て微笑ましかった。
確かにここカップルで来たら最高な場所かも。
景色いいし、今までの場所よりも落ち着いた雰囲気が漂ってるから。
 
さて次はフランツィスカーナ教会へ。
中はすでに閉館していて入れませんでした。
16時で閉まります。中を見たい人はお気をつけて。

 
この教会から市庁舎へ向かう通り、一番楽しめました。
というのもたくさんの変わった家があったり。

 
武器屋があったり。

 
その隣でクマが寝ていたり笑。

 
この井戸?すごくいい匂いを放っていました。

 
昔描かれたであろう絵に出会えたりするからです。 

ちなみに先ほどのクマ。テディランドというお店の外にいるやつです。
入り口にはこんな大きいのがいました。これがオリジナルです。

 

中にかわいいテディがたくさん見えたので思わず入ってしまった笑
こんなにいっぱいいました。かわいすぎるw

かわいすぎるポストカードに一目惚れしてしまったので買ってしまいました。

実物を見たい方はお気軽に僕に連絡ください。本当にかわいいです。思わず微笑んでしまいます。 
 
続いてもかわいいです。ご注意ください笑。
これらはクリスマス博物館内に設置されていたものです。本当に中はクリスマスだらけ。
9月でクリスマスツリーを見られて僕は幸せです。

 
外にはサンタさんの脚を発見。トナカイではありません。車です。
こんな車で自分のプレゼントが運ばれてきたら嬉しいよね^ ^

 
いよいよ最後。僕がRothenburgに行きたいと思わせた場所へ向かいますが、
道中、怖いものを発見しました。拷問道具です笑。

Rothenburgには中世犯罪博物館なるものもあり、様々な拷問道具や犯罪に関する資料を見ることができるそう。
法学部の人はぜひ行ってください笑。
 
その隣には14世紀に建てられたヨハネス教会もありました。

 
綺麗な花の咲いた家。

 
トナカイここにいました。

(早く次を見せたくてこの辺雑です。ごめんなさい笑)
 
はい。やっとです。着きました。
分かりますか?ガイドマップの表紙もここです。

 
名前はプレーンライン
ドイツの最も美しい中世の街並みの一つで、昔から写真のモチーフになることが多かったそうです。

 
確かに美しかった。僕の写真技術や天候のせいもあり、あまり美しく見えないですが実物は本当に美しい。 
また来たい。今度は一眼レフで臨みたい。そしてできれば冬に
もっと美しくなると思っています。またひとつ楽しみが増えました
 
列車の来る時間が迫って来ていたので、急ぎ足で帰路へ。
そこでも気になるものがいくつかあったのでお見せします。
この家はゲルラッハ鍛冶屋で、木骨で作られているのが特徴だそう。

 
門の外すぐに見えたこれ、ただの薬屋さんです。薬屋さんに見えない笑。

薬屋さんまで風情があってRothenburg本当にステキな街です。
来て良かった。と、心からそう思っています。僕はまた来ると心に誓いました。
今度こそ場所は間違えないので、次はゆっくり観光できるはず笑。
皆さんにもぜひ行ってほしい街の一つです。
 
明日はベルリン観光。
時間に余裕があれば、あのポツダム宣言の行われたポツダムへも行きたいと思っています
ちなみに明日が最後のドイツ観光。
フランクフルトから帰国しますが、フランクフルトへはただ空港へ行くだけなのでドイツ観光は明日で実質最後です。
ドイツは日本みたく列車が発達していて電車に慣れた日本人は非常に観光しやすいはず。
また、僕の使っているユーレイルパスも一番使いやすい国なんじゃないかと思うほど。
駅員は全員知ってるし、もちろん英語も話せる。
ドイツへ行かれる皆さんもぜひ列車を多用してみてください。便利ですよ☆
※ちなみに、ユーレイルパスについてはこちら